レポート
7/9(土)まちつくカイギ
vol.01 詳細レポート「はじまりのカイギ」
2016年7月9日、「市民の市民による市民のためのまちづくり オリンピック/パラリンピックの開催地となる調布を、市民のアイデアで盛り上げよう」という主旨のもとに、「まちつくカイギ」という市民参加型のディスカッションイベントが開催されました!
当日は雨にも関わらず、定員いっぱいの42名の方々にご参加いただき、
- 調布の良いところ
- 調布の課題
- オリンピック/パラリンピックに向けて、街がどうなっていけば良いか
を話し合っていただきました。
調布の良いところ
まずは、「調布市の良いところ」をテーマに、各テーブルで各々が思う調布市の良いところを熱く議論。その中でも気になるワードなどは模造紙に自由に記入していただいたのですが、どのテーブルも15分間という短い時間でびっしりと文字やイラストが書かれていて、みなさまの想いの強さにビックリ。
「調布の良いところ」で挙がった意見
- 中途半端な田舎がいい(都会に近い)
- 和のおもてなしができる街・自然が豊か
- スポーツも盛んである
- 飛行場があり、新島などへのアクセスが良い
- 映画のロケ地が多い
調布の課題
そして、テーブルを移動して「調布の課題」も議論。
こちらは、「調布の良いところ」ほど多くの意見は挙がらなかった印象はありますが、主な意見としては
- JAXAなど観光資源が活かされていない
- 地域の物流が良くなるようにアクセスをよくしたい
- 夜が早い(これは・・・お店の閉まる時間が早いということかと)
- 色んな魅力があるのに、アクセスが悪い
- 南北を結ぶ道がよく渋滞する
- 調布の良さを英語で伝えられない(市民の資源を英語を媒介にして紹介したい)
どんな街になって欲しいか
そして、「オリンピック/パラリンピックに向けて、どんな街になって欲しいか」では
- 多くの人に泊まってもらう、河原でキャンプできるようにするとか
- 外国の方々にそば打ち体験
- 民泊、宿泊施設の奨励(色んな宗教に対応したホテルがあるといい)
- 飛行場とつながるバスや、資源を生かしたツアー
- 深大寺を軸とした観光誘致
- レンタサイクルがあるといい
- 映画の街 調布をより打ち出すといい
- パラリンピック関連、サポーター・ボランティアの方が関わりやすい施策
- 調布にはホッピーの工場があり、ホッピーの飲める街としても発信していきたい
- 水木しげる先生の作品を、境港に負けないくらいアピールしたい
- スポーツ、映画、深大寺を発信していきたい
のような意見が挙がりました。
まとめ
第2回目・3回目の「まちつくカイギ」でさらに様々な案や意見が出てくるかと思いますが、みなさまから挙がった意見を見ていると、ひとまず現状では主に4つのカテゴリに分類が出来、それについての案が多いかと思いました。
- 魅力的な観光資源の活用(深大寺・映画・商店街・JAXA・鬼太郎etc.)
- 交通の便・宿泊(インフラ)
- 外国人旅行客に対してのおもてなし(インバウンド対応)
- 和の文化発信
そして、大きな軸として見られるのはやはり、「ビジターフレンドリー」という、訪れた方々へのおもてなしと、「オリンピック・パラリンピックが終了しても街が、人が活きる街づくり」が重要である・・・というのは共通の想いだと感じました。
長友市長からひとこと
そして、カイギが終了して最後に長友市長からひとこと。
「オリンピック/パラリンピックに向けて、白地に自由に絵を描くように、調布の街を一緒に盛り上げていきたい。」
「19年にラグビー・20年にはオリンピック/パラリンピックが開催される。こんなチャンスは二度とないかもしれない。19・20をキーワードにして発信をしていきたい。19・20をキーワードにしたキャッチコピーが必要である。」
「1741の調布、であることを発信していきたい。1741とは、全国の市町村(1718)・東京の特別区(23区)を足した数である。オリンピック/パラリンピック・ラグビーの全ての開催地になっているのは日本全体で調布だけ。だから、1741分の1である調布を発信していきたい。」
というオリンピック/パラリンピックに向けてのお題も掲出されました。
19・20、そして1741の数字にまつわるキャッチコピーも必要になってくる、ということですね。
さいごに
19年・20年に向けて、まだまだみなさまの想いが加熱するようなカイギを引き続き実施していきます。第1回目を踏まえた上で、第2回目のカイギ内容も検討して邁進しますので、お付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします!