【イベントレポート】田口清隆監督 調布映画祭


こんには!LockUPインターンのつばさです。

先日、LockUPの調布支社である【紗ら+】にてスペシャル企画が開催されました!
『ウルトラマンX』『ウルトラマンオーブ』『ネオ・ウルトラQ』等の監督を手掛けた田口清隆さんと、調布シネマクラブを立ち上げた岡本史雄さんが「本日のマスター」として登場。

【田口清隆 調布自主映画祭】と題して、田口さんが学生時代から調布で撮り続けてきた自主映画を多数上映しました。

田口さん、岡本さんに会いに来た方はもちろん、ウルトラマンファンや怪獣映画ファンが集まり終始大盛況だったイベントの様子をリポートします♪

イベントスタート

要予約だった今回のイベントですが、約20名のお客様にご来店いただき店内はほぼ満員に。
ビュッフェスタイルのごはんとお酒を楽しみながら和やかにイベントがスタート,上映会ならではの「・・・・・映像が流れない」というトラブルもありましたが…上映が始まると拍手が起こり、皆さん映像に釘付けになっていました!

調布を舞台にした自主映画

今回の上映会で流れた映画のすべてで調布が舞台になっており、地元の方や調布を知っている方は親近感がわくような映像だったのではないでしょうか。
そんな街が怪獣によって壊される…という現実の中にある非現実的な世界が面白かったです。
また、調布の線路が地下に移行するまえに地上の線路を残しておこうと撮影した映画もあり、今はもうない風景を再び見ることができました。自主映画だからこそ残せた景色なのではないでしょうか。

怪獣映画の撮影の裏側とは

上映会の中ではメイキング映像も流していただき、先ほどまで見ていた映像をどのようにして撮影したのか映画の裏側をみることができました!
町並みなどはミニチュア撮影と呼ばれている縮尺模型を使って行われる撮影方法で、それらの模型はすべて手作り。洗濯物や電柱もリアルに再現されていて細部にまでこだわりがありました。
怪獣が町を破壊するシーンはなにが小さくてなにが大きいのかわからなくなり、目の感覚がおかしくなりそうでした。
あまり製作費をかけられないなかで、怪獣がビルを壊すシーンは一度きりしか撮影できず失敗が許されなかったのでだれも責任を取りたがらず、、、監督自らが怪獣になったそうです!笑
そんな貴重なお話を聞くこともできました!

最後に

わたしはあまり特撮を見たことがなく、ちゃんと見たのは今回が初めてだったのですがあまりの迫力に見入ってしまいました。まさかあの建物が模型だったとは…映像を見ているときには気づかず、あ
まりのリアルさに驚きました。特撮に詳しくないわたしでも、驚きと発見がいくつもありとても有意義な時間を過ごせました!

参加者の方からも「ビッグバジェットの特撮映画もよいのですが、作り手のみなさんの情熱と工夫で撮影された自主映画ならではの映像に、心の底から圧倒されっぱなしでした。」「”壊す”ことで”作
る”、特撮映画の神髄を見た気がします。」といったお声があり大満足のイベントになったのではないでしょうか。

紗ら+のイベント

紗ら+ではいろいろなイベントやワークショップを行っています!
これからも様々な分野で活躍されているマスターのお話を聞ける場所をご用意しているので、随時ブログをチェックしてみてください!

ブログ一覧へ
TOP